創刊号

1992.3.10 発行

今、桜の花が満開です。外に散歩に出かけませんか?風は冷たくて思わず首をすくめてしまうけれど、でも風の流れの中にちゃんと春の臭いがしています。何か気分もうきうきしてきます。


私たちってシンデレラ?

三高のすてきな王子さまを待っているだけの人生でいいの?(参考とは、背が高い、高学歴、高収入)

まだまだ男性優位社会の日本、女の痛みかんじたことありませんか?ライフステップサークルでは女性の生き方について、毎週火曜日の夜、話し合いの学習会をしています。

自分らしく生きたいあなた

なにかしたいあなた

本当に友達が欲しいあなた

心を開いて話し合うことで、見えてくる何かがあるはずです。


おすすめの一冊

シンデレラコンプレックス

          コレット・タウリング著・木村治美訳

 童話の主人公のシンデレラのように自分もまたある日、誰かに何らかの方法で救い出してもらうことを空想し、結婚という幸せで一生誰かに依存していく心理傾向を著した書。

なにか発見があると思うよ!

"友だち"の輪

内海和子

このサークルの原点は町の浄化です。子供たちにとってふるさととなる町大切にしたいですね。


クッキー Time

─ その後のシンデレラⅠ ─

                     泉 涼子

 結婚して3年たってもシンデレラには子供ができません。王様やお后さまは「早く孫の顔が見たいね」と言うし、王子様も「お前どこか悪いんじゃないか」なんて言います。おまけに召使いまで「あんまり仲が良いとできないんですって」なんて廊下でっくすくす笑っています。

 新聞を見ると。隣国のお后さまが乾坤して10年たっても子供ができないので、ついに離婚されたさんて記事も載っています。シンデレラはユーウツです。

 『私って子供を産むためだけの存在なの?産むとか産まないとかは私が決めることじゃないの??

だって体は私のものでしょう?たとえどんなに王子様を愛しているとしても私はわたしなのよ。』

 でもそんなことは誰にも言えません。実家の母も「みんなに可愛がられなければだめよ。特にお后様にはね。」なんてt的外れなことを言うだけです。

 そんなアある朝、御飯の臭いにシンデレラはむかついたのです。もしかしてという期待と新たな不安に、シンデレラは胸の動きを止めることができません。  (次号へつづく)


第2号

1992.7.20 発行

今ここにあるもの 

      をクールに見つめてみませんか?!

           きっと何か感じることがあるはず

 自分だけ良ければという時代。でも価値観は目まぐるしくうつり変わっている激動の時代でもあるんですよね。ちょっと足を止めて、時代の香りかいでみませんか?同時代に生きる人間同士として本音で解りあえたら、この時代に生きる感動をみんなで共有できるのにね


いま、ここ

人間が人間として
生きるときの時は
いつでもいま
昨日でも明日でもない
今日ただいまのいま
そしてーーー
自分の生きるところ
生きる場所は
いついかなるときでも
ここ
西でも東でもない
いま自分の立っているここ
右でも左でもない
いま自分の座っている
ここ!!
いつでもどこでも
いま、ここ、が
自分のいのちの正念場
自分の一番大事なところ

           あいだみつお著
       「一生感動・一生青春」より


Action  ~女の活動日誌~

 8月25日、東京都婦人情報センター(飯田橋)の水曜会の会の会合に初めて参加しました。メンバーの女性たちは、家庭の主婦であったり、母親であったりとそのバックグランドは様々ですが、共通するのは全員が其々地域活動をしたりと前向きに生きているということです。こういった女性たちの草の根的活動がこれからの日本を変えていくのではないでしょうか。(荒井記)

おすすめの一冊

主婦からの自立

          武田京子 著・汐分社刊

 家庭は手段であって目的ではない。だから究極的に満たされない。主婦は職業ではない、(40代 主婦Kさん)

だけど主婦とされるのはおかしい主婦とは何か?様々な角度から探る。


クッキー Time

─ その後のシンデレラⅡ ─

                     泉 涼子

 やっぱり妊娠でした。嬉しさよりも、肉体の変化の不安に、戸惑うシンデレラでしたが、王様をはじめ、国中をあげての喜びようで、子供を持つことも悪くないなと思ったのです。

 ところが・・・生まれたのは女の子。お王様も王子様も急に不機嫌になりました。なぜって女の子では国王の継承は出来ないからです。
 「何故女の子ではいけなの?お婿さんをとればいいじゃないのと思うシンデレラでしたが、勿論そんなことは言えません。
結局、5人目に男の子ができるまで、シンデレラは、妊娠、出産を繰り返さなくてはなりませんでした。
 毎日、おいしいものを食べ、育児も召使いがやってっくれ、好きな洋服も靴も山ほど、宝石だって星の数ほどあるシンデレラでしたが、何故か心は空っぽになっています。
 王位を継いだ夫は、公務に忙しく、視察といってはかえってきません。「詰まって、つまらないつまなの?」なんて言ってみたくなります
 でもそんなシンデレラを生かしているのは、可愛い5人の子供だったのです。  (次号へつづく)


<編集後記> 書きたいことはいったいあるのに思うように載せられないミニコミ誌のつらさ!とりあえず今回より見開きにして情報拡大をはかりました。伝えたいこと、知らせたいこと、知らせたい身近な話題をお待ちしています。(スタッフ一同)

"友だち"の輪

石川優子さんで~~す!

境に住んで20年になります。子育てのピーク終えて今、おもいっきり自分を見つめています。このサークルでの会話は私にとって、良いカンフル剤になっています、リーダーの毅するところに何処かひかれます。


町かど

      ーートレンディな話ーー

「歌って踊りますから、珍味を買ってください」と言っておつまみを売りに来たセールスレディがいたという三和町でのお話し。

 Tシャツにもんぺ姿という化粧っけのない、年の頃は20才位のその女性は、そう広くもない玄関の靴を横に片付けては、踊る準備をし始め、その家の男主人は困って妻を呼んでしまったという。女主人も舞う気はなかったが、あまりの熱心で真剣な態度に、「踊りはいいから買ってあげるわ」ということになってしまった由。

 何とも痛ましい商法のセールスレディではありませんか!それにしてもどういう踊りを見せてくれるのかしら?そんなセールスレディがあなたの家にもくるかもよ。


”人と水と環境” リレートーク’92

 去る、7月10日いのちをはぐぐむ水のリレートークが東京銀座マリオンで、建設省、国土庁他の講演で開催されました。多彩なゲスト(見城美恵子、下重暁子、F・モレシャン、畑恵他)による楽しいひと時を過ごしました。特に水畑道子氏の言葉「女は海である、すべてを許す海」には、永遠の母性を感じました。

       (問合せ先 03-3219-8228 地域整備総合研究所)


❓言葉点検❓ ”主人”

「うちの主人がネ・・・」とか「お宅のご主人」なんて使うけど「主人」というのは女が男に帰属していた時代のフルーイ云い方よね。「私の夫が」とか「私の伴侶が」(チョットかたい!)「つれあい」「〇〇さん」「パパ」など、言葉から変えてみない?お互い「ベターハーフ」だもの。

Eat Art Music の夕べ 開催

1992ねん 4がつ at あすなろ会館

 私たちの職場を、ご近所を、そして友人の友人を見渡してみれば、何かに情熱を持った方、特技のある方、ステキな方々がきっといらっしゃることでしょう。ただ残念なことに私たちは、毎日の生活の繰り返しの中で、彼ら、彼女たちと知り合う機会がないか、または挨拶をして通り過ぎてしまうだけの顔見知りの関係であったりします。

 けれどもパーティの場を借りたなら、きっといろいろなジャンルの方がめぐり逢い、紹介しあうという「出会いの場」となるでしょう。そしてそこからきっと何かが生まれ、やがては地域社会をより良く変えていく源にもなることでしょう。

 "Eat Art Music" を開催してから早3か月、そんな足音があなたのまわりで聞こえてきませんか?私どもが企画したパーティが少しでも地域の発展につながればと願っております。

 今回はアトリエ"子供の森"を主宰している斎藤美奈子さんの作品を中心に野口奏五さんのジャズトリオの演奏とフランス料理の立食という、大変リッチなパーティとなりました。ご参加いただいた方に紙上よりお礼申し上げます。



文化って何?

 ドレスアップしてオペラやクラシックコンサートにいくこと?それとも有名な画家の絵を行列をつくって見に行くこと?あるいは和服を着こんで歌舞伎を見に行くこと?

 いえいえ、ジーパンで野球見に行くもの文化だし、ラーメンにこだわるのも文化。カラオケにこだわるのも文化・・・となれば文化は多分人の数ほどあるはず。英語で文化を cliture と言います。これは”耕す”って意味もあるのです。だから、農業のことを agriculture って言いますよね。私たち今、この耕すことにこだわってみませんか?私たちの文化、この町の文化。こだわってみませんか?


  夏といえば”祭”

どっと、くり出す人波に、町は束の間の賑わいをみせる。神輿をかつぐ男たちの肌に光る汗。その掛け声。見る者の心を躍らせる何かが、伝統をこえて町に息づく。

あつい夏のアツーイ思いを感じて!

第3号

1992.11.20 発行

あなたはだんだんきれいになる

をんなが附属品をだんだん棄てると
どうしてこんなにきれいになるのか
年で洗はれたあなたのからだは 無辺際を飛ぶ天の金属。
見えも外聞もてんで歯のたたない
中身ばかりの清冽(せいれつ)な生きものが
生きて動いてさつさつと意欲する。
をんながをんなを取りもどすのは
かうした世紀の修業によるのか。
あなたが黙つて立つてゐると
まことに神の造りしものだ。
時時内心おどろくほど
あなたはだんだんきれいになる。

   ー 高村高太郎 ー 「智恵子抄」より


整理上手ということ

石綿 きみ  

 いま、主婦のほとんどが公民館の活動やボランティア活動等、どこかに参加しているようです。そこで、耳にすることは「此の頃、無闇と忙しくて落ち着かないが、こんな生活でいいのかしら」と自分のやりたいことへ意欲を燃やしている充実感と同時に時間不足から起こる生活へのつまづきにためらいを感じているようです。

 折角生きがいの糸口を見つけ始めたのに、余程特別な事情のない限りやめてはもったいないことです。今までの自分の生活の一部を切り換えたり工夫することにより道も開けると思います。千葉敦子著の「ニューヨークの24時間」という本から整理上手ということについて取り上げてみます。

 一日の計画を決まった紙に書く

 例えば、〇〇に電話、〇〇教室、おばあちゃんちに声かけ等、10項目ぐらいカード状の紙に箇条書きにし、重要と思うことから1,2・・・と番号をつけていきます。そして、重要なことやちょっとおっくうなことから片づけていき終了したのは①と番号に〇印をつけるようにします。

 8項目を終えれば良いほうで案外2項目はやらなくてすむことや後日にまわしてもよいことに気づきます、〇印が多いことにより満足感も出てきてイライラ解消になるものです。記録済みのカードは仕切りのある箱にでも入れて置き一か月間まとまったら穴を開けて綴じておくと生活を反省する資料に、カードを見ながら夜、日記を書くひと時は自分だけの楽しい時間になるものです。やってみてはいかがでしょうか。

おすすめの一冊

自立の女性学

          河野貴代美 著・学陽書房

この社会で女性であることはいったい何を意味するのか。私とは何か。自分たちのアイデンティティ確率のために一歩を踏み出す時期にきているように思う。


クッキー Time

─ その後のシンデレラ 最終回 ─

                     泉 涼子

ーあらすじー 結婚したシンデレラは5人の子を産むまでがんばって今は5人の子持ちです。夫は忙しく、シンデレラの生き甲斐は子供です。ー

 ある日、シンデレラは18才になった長女のリズがシンデレラに言います。「お母さまはそうやって毎日毎日パーティに来ていくドレスや靴の手入れに熱心だけど、今、世の中がどうなっているか知っているの?」

 シンデレラははっとしました。学生になってちゃらちゃらしていると思っていた娘がエイリアンのように思えます。「国王反対の暴動が起きて、お父様は生命まで狙われているというのに、お母様がチャラチャラパーティだなんて!」

 18年の間に時代は変わったのです。昔の非常識が常識になり、今では誰も自由に自分の言いたいことを言えるのです。「ママだって、あなた達子供のためにがんばってきたわ。」でも結果として子どもたちは自分の世界を持ち始めました。

 巣立っていく子供に、見えない夫の姿、あの思い出のガラスの靴を大事に持ち続けたシンデレラでしたが、今、それが音もなく心の中で崩れていくのを認めないわけにはいきませんでした。      ーおわりー

"友だち"の輪

稲垣清子さんで~~す!

先日アイバンクに献眼登録をしました。これでひとつは良いことが出来ると安心しました。
歩くことが大好きで1日7~8km位、愛犬パンチ(オス・3才)と近くの野道を歩いいます。悩みの種はいつも自分自身のことなので歩きながら自信と対話するんです。
サークルの会話は私自身を見直すよいきっかけになったように思います。


お弁当=母の愛?

 埼玉県昭和町の「学校給食廃止」問題は昭和町だけではなく、全国的にも大きな議論を起こしました。

 町内の成人の70%近い反対で事実上存続となりそうだが、「親子のつながりを弁当が結んでいる。」など弁当=母親の愛情というような廃止賛成派の意見にはイマイチ、すっきりしないものを感じる、

 母親ならば専業主婦であろうが、働いていようが、子供はかわいい。食事も添加物の少ない安全な食品をバランスよくと頭をひねり、塾や習いごとの時は運転手になり、汗とドロで汚れた洗濯物を洗う。そんなこんなも子どもが可愛いと思うからで、まだ愛情が足りないと言われたら母親は立つ瀬がない。

 もし、庄和町の町長が女性だったらどうだろう。毎朝、時計を横目で見ながら子供をせかせて食事をさせ、「忘れ物はない?」などと大声を出してやっと学校へ送り出し、あわてて自分も出勤する母親であったとしたら、この問題をどうとらえるだろう。

 「わが町の給食はおいしくて安全です」と胸をはって言えるような給食を母親は望んでいる。「家庭の役割を給食に肩代わりさせている。」とか、「母親の怠慢」等、言う一部の世論に負けず、「私たちは子供を精いっぱい愛しています。」と断固廃止反対した庄和町の母親たちに拍手を送りたい。


ローカルトピック

  • 懐石料理 「味感」 
  • 茨城県古河市小堤913 📞0280-98-0313
  • https://www.ekiten.jp/shop_1367012/
  • ご主人のモットーは「まごころを込める」とてもやさしい人柄の方なのでご満足いただけること請け合いです。味わってみてね。

~~ソウルより愛のこめて~~

   石塚孝子

アンニョンハセヨー(こんにちは)
私は今韓国の首都ソウルにいます。先日は境町のサッカー少年連が韓国との親善試合に熱くなりましたね。お疲れさまでした。
 さて、昨夜は8月15日。こちら韓国では光復節という日である。対日に関する特別番組を見ようとテレビをつけると、インタビューを受けている若い女性もおじいさんも大方の意見はみな同じようで、「日本人は嫌いだが、日本の良いところは取り入れたら良い」というものである。《日本製》というブランド品の信用度は確かなものがあると思う反面、「日本のモノなら取り入れない」という風潮が根底にあると感じた。
 日本について私がショックを受けたのはソウルから1時間半位行った所にある独立記念館に行った時である。
 日韓の不幸な歴史はよく言われることだが、ある人形の展示をみてショックで涙を流してしまった。人が人に行う最悪の残酷だった。また、写真だが、一本の木棒に二つの提灯のように男の人の首がつるされているではないか、その顔がどれ程苦痛に満ちたものだったかは言うまでもない。私達日本人の先祖がしたのだ、と思うと、自分が日本人であることを打ち消したくなる。この記念館は建立以来、実に多くの韓国の人々が足を運んでいる。
 さて、では韓国に住んでいる私(日本人)がいじめられているのでは?というと実は反対である。逆に親切にされることが多いのだ。
 いろいろな方のおかげで毎日、楽しく元気にくらしている。何事も案ずるより生むが易し・・?
では、アンニョンヒケーセヨー(さようなら)


韓国と言えば

 旧日本軍に従事した慰安婦の問題が浮上しているが、日本男性の女性観が露見していてなんともやりきれない。
 売春ツアーといい、PKO派遣時のコンドーム持参騒ぎといい、男性の(女性もそう思われているのだが)とらえるセクシャリティって何かおかしい?!
 今一度、人間に根本理念である"性"のことを考えてみてはいかが?!
「エイズ」問題がそのきっかけをつくっているように思うのだけど・・・?! 


言葉点検?? "主婦"

職業欄によく「主婦」って書いているけど、本当はおかしいんじゃないの?家庭の仕事はいわゆる職業ではないのよ。「食べたり、着たり、住んだりすることは、生きている事実そのものなの。
 人はまず生きて、遊んで、仕事をするわけ。仕事の為に生きるんじゃなくて、生きるために仕事をするのよ。男も女も子供も皆この生きている事実を抱いているのにね。それなのに何故、女だけが「主婦」であり続けるのかしら?            女も生きることを楽しみたいものね!

第4号

1993.3.1  発行

心の祈り

私は私のことをするあなたはあなたのことをする

私はあなたの期待に沿うためこの世にいるのではない

あなたは私の期待に沿うためこの世にいるのではない

あなたはあなたであり、私は私

もし偶然にも、私たちが出会うことがあるとすれば

それはすばらしい

もしであわなければそれはそれで仕方がない

 フリッツ・パールズ


「アモルファス」を詠んで

        相良トミコ

 ひとつの形にとらわれない記事、読み易く、又肩の凝らない、こんな楽しい勉強の場。この紙上を通じてサークルへ仲間入りというところ。まして、私たちは老齢者・高齢化へ向けて生涯学習が進められている。そんな中で読むこと書くことがつい億劫になっていることを思うと、まだまだ勉強という事を、再認識させられるような気がいたします。

 この度、たまたま”なんでも結構ですから”と原稿の依頼を頂きペンをとりました。

 「アモルファス」が発刊されていることを、境町住民の方々に知って頂きまして、紙上を通して意見の交換が出来ましたら大変幸せに思います。

 私は、結婚生活4年と1か月にして主人に他界されました。生まれて2才4か月の長女、72日目の男の子の二人の子供を残し去っていかれた私の気持、立場は言葉につくせないものがありましたが、子供の養育、教育と苦難の道を乗り越えて頑張って参りました。

 今は、二人の子供も社会人となり、それぞれに家庭を持ち、自分の子供の教育に目を向けております。そんな姿を見る時、今はこんな年齢になってしまったのだと残念に思います。でも自分が健康で今の職業に打ち込めることに感謝しながら、残された人生に対しじっくりと反省しながら生きていこうと思います。 どうぞ皆様方のご指導よろしくお願い申し上げます。

おすすめの一冊

女はそのままで美しい

          秋山さと子 著・海竜社・¥1100

女性が生きることは、自分自身をますます深く知ることであり、新しい自分を表現していくことです。どこまでも幾つになっても成長を続ける人をわたしはいい女とよびたい。


Action ~女のネットワーク~

 去る12月4日に開催された「男女学セミナー」に初めて参加しました。受講生が多いのに驚きました。それだけ関心のあるテーマという事だと思います。男女共同参加型社会の実現をめざして共に学び実行していくことが必要になってきている様です。「地域における男女のあり方」「女性問題について」の講話、「バランスのとれた料理」の実習、そして「自分の体を知る 自彊術」等があり、私たちのサークルでのテーマとの共通点も多く、改めて自分自身を知ることの大切さを感じました。その上でこれからをどうい生きるか、考えて生きたいと思います。           (松浦美恵子記)      


竹内知事来る!  ~知事を囲む会~

 去る2月19日、三和町のホテルオータニにて、「知事を囲むつどい」開催され、三和町、境町、猿島町、五霞町の住民代表者32名と竹内藤男知事以下県職員23名、それに各町村の長と議長というなかなかの顔ぶれで3時間に渡って、活発な質疑応答が繰り広げられた。県庁から遠くいまいち優遇されないこの県西地域、はたして私たちの意見反映してくれるのかな?

<編集後記> 高校入試、大学入試、専門校入試そしてけが、病気というスタッフたちの家庭事情のなかで、どうにか4号にこぎつけた、働きながら家事をしながらのこの作業、遅れがちになっても、とにかく続けていきたいね、という情熱だけでやっている。好奇心のある方の紙上参加を待っている。(スタッフ一同)

"友だち"の輪

松浦美恵子さんで~~す!

子どもやサークルを通していろいろな人との出会いがあり楽しい日々をすごしていると感じている今、悩みも多くあり自分との戦いが続いていています。人に対しては、こうだと言えても、自分のこととなると思うようにできない自分に悩み苦しんでいるようです。そんな中で、サークルは話し合いの場として最適です。 ます、参加してみてください。


今日からオトナ?

─平成成人式模様―

 「広報さかい」によると、境町では今年、536人が大人の仲間入りをしたとのこと。その内、4成人式に参加したのは386名とか。初々しい晴れ着姿で笑いさざめいている雰囲気が広報誌の表紙を飾っていた。

彼女たちは、2、3年前までは校則での画一化を嫌い、また世間体を気にする親に反抗をもしただろうに、成人式となると何故一様に振袖とアップの髪型という没個性のおしきせスタイルになってしまうのか?しかも着物を買うにしろ借りるにしろ数十万円もたった一日の為に使うなんて。

地球の裏側では、悲惨な現実が現在進行形でテレビに写っているというのに、それはそれで、今の平和な日本で無事に成人したことを喜べばいいのだろうか?バレンタィンのチョコレート同様、なにが大切なのか、もう一度考え直してもいいのではないだろうか?本当の意味での個性的な意義のある成人式を期待したいものである。


町かど

    ーートレンディな話ーー

 今、境一中では 男子生徒の頭髪問題が活発に論議されている。去る2月20日の授業参観での説明によると、目下、生徒会、職員、理髪業者等で、長髪解禁の方向で検討中とのこと。時期は定かではないというが、各学校で校則が見直され、また業者テストの廃止、高校入試学区の拡大、高校の単位制等学校をとりまく環境の変化はかなり慌ただしい。              画一化をめざした教育もようやく個性化にむけて作動し始めたということか。  

American Dreams

─ アメリカ留学事情─

海外留学が容易になった今、再びアメリカン・ドリーム熱が盛んのようです。昨年8月、アメリカへ私費留学した境町の荒井孝子さんをインタビューしました。

~~キャリア(職歴)を離れて留学したわけは?

A:社会に出て初めて女性が差別されていると感じ、大人の女性の自覚として、女性学を学びたかったのと英語をもう一度やり直したかった。

~~高校留学性の誤射殺事件がありましたが?

A:スーパーで40ドル(約5000円)で手軽に拳銃が買えるので、いろいろ問題になっていますが、夜は男性でも歩けない所もあるので、護身用には仕方がないと言う処です。

~~アメリカン・ドリームに象徴されるアメリカの良さは?

A:10年前までは確かに米国の方が豊かでしたが、今は日本の方が物質的には豊ですね。でも本と違うのは、誰でもはっきりと自己主張できることです。特に女性にとってはそれが一番の魅力ですね。それが今のアメドリかな?

~~丁度大統領選挙に出会ったと思いますが選挙の様子は?

A:私のいたところはクリントン支持だったので、大変な熱狂ぶりでした。国民皆が直接選ぶという楽しみみたいなものがあるのでしょうね。日本の首相選びとは随分違います。

~~ヒラー・クリントンさんの評判は如何ですか?

A:ファース・トレディとして初めて大学院(ハーバード大)を 出ているので、とても期待されています。特に女性のために何かするだろうと言われていますよ。

~~特に女性として感じたことなどありましたら聞かせてください。

A:タクシーの運転手さんに「女性学を学びにきたの」と言ったら、「それならミルズ・カレッジは最高だ」と何も不思議がらずに対応してくれたのにはあすがアメリカと思ったわ。これが日本だったら「女性学って何?」って必ずきくものね。

~~次回よりお便りを掲載します。


Tokyo Dreams

 アメリカン・ドリームならぬ東京ドリームがこの辺にはあるらしい。鉄道のないこの地域は、陸の孤島と言われていたように、文化の交流の少ない所であったようだ。今はマスメディアの発達により情報が行き渡り、かくして、若者たちは夢を求めて東京へ出ていく。そこには、ぎらぎらする何かが、胸ときめく何かが必ずあると信じて。

 女性たちでさえ、時どきは都会でショッピングや演劇、映画を楽しむ。あのおびただしい人波の中で、疲れながらも、何かしら生きるエネルギィになるものを求めて。

 この地域に、躍動する何かが生まれない限り、東京ドリームが続くのだろう。

第5号

1993.5.20 発行

青春

 青春とは人生のある期間でなく心の持ち方を言う       年を重ねただけで人は老いない 理想を失うとき始めて老いる 六十歳であろうと十六歳であろうと             人の胸には、驚異に魅かれる心 幼な子のような未知への探求心人生への興味の歓喜がある                 人から神から                      美、希望、喜悦、勇気。力の霊感を受ける限り、君は若い   霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、非萩の氷にとざされるとき二十歳であろうと人は老いる              頭を高く上げ希望の光をとらえる限り、八十歳であろうと人は青春にして已む        サムエル・ウルマン


人生いつでも我がままで

   沼田 美智子

 先週配布された「社協だより」のひとこと蘭に、「『幸せ』なのに『もっと幸せ』求めていませんか、『人並み』でいいじゃないですか、でも『人並み』ってどれくらいのことなんでしょうね。…」という一文がありました。

 そうよねぇ、とひとりうなずいて、自分のこれまでを思いおこす機会となりました。

 34年間ずっと勤めており、忙しい毎日の明け暮れで、どんと課されたノルマをどうはたそうかとひたすら頑張ってきました。その間は、早くこの仕事を辞めて、課された仕事ではなく自分のやりたいことに熱中してみたいといつも思っていました。

 さて7年前、念願の退職をしました。毎日がルンルン気分で、旅行、習い事、読書、家事にと楽しい日々が夢のように過ぎていきました。今が最高の幸せ、とその時は思えたのですが、日がたつにつれだんだん心の隅に満ち足りない思いが芽生えてきました。今自分がしていることは所詮暇つぶしではないかという気持ちが強く、何かを苦労してやり遂げたという成就感を味わえないストレスがたまっていくのです。在職中あれほど欲しかった自由なのに・・・人間ってわがままなものですね。

 さぁこのストレスをどう解消していくか、それを課題として今後頑張っていきましょう、豊かでなくても健康で平凡な生活が本当に幸せなのだと本気で思える日まで。

クッキー Time

女のためいき ─ 春子の場合 

                    さくら 風子

 さっきから少しもへらないコーヒーカップを前にして、春子は何度目かのため息をついた。

眠くなるような音楽が流れている、午後の喫茶店。昨夜の夫の陽一とのトラブルを思う。

 職場の同僚が退職することになって仲良しの数人でささやかな食事会を計画した。子供たちのことを考え、土曜夜とした。久しぶりにカラオケでも、と春子は内心楽しみにしていた。

 数日前からカレンダーに大きな〇をつけ、当日は陽一に『絶対に早く帰ってきてね』と、くどい程念をおしては、いつもより手の込んだ夕食を用意して待ったのだった。

 ところが、シチューがさめて幼い娘が眠くてクズリ始めても陽一は帰ってこない。約束の時間はとうに過ぎている。『いつもこうなのよ』と春子は悲しくなる。『この前も・・・あの時だって・・・』腹立ちまぎれにハンガーに架かっていた陽一の服を床に投げつけた。そこへ陽一が帰ってきた・春子の食事会のことなど忘れ果てている。春子の涙を見て『そんなに職にいきたいなら今度連れてってやるよ』『部長の誘いを断れるかよ』と会社人間の陽一である。

 『とにかく』と冷めたコーヒーを飲み干すとずっと立ち上がる春子だった。昼下がりの喫茶店のやさしさが幾分彼女の心を和ませていた。『何度も何度も話し合う他ないんだわ。女ばかりが我慢する時代じゃないんだから』

つぶやく春子にウェートレスのけけんな顔があった。(了)


おすすめの一冊

わかりあえぬ理由(わけ)

          デボラ・タネン 著・田丸美寿々 訳

          講談社・¥1500

男と女の「会話スタイル」の違いを理解すれば、人間関係もずっとスムーズになる。ウィットに富んだわかり易い文章でなるほど!と納得させられる。

"友だち"の輪

松浦美恵子さんで~~す!

 2か月の闘病のかいもなくつい先日、父が他界しました。父の看病、娘の受験と毎日を忙しくしていた中で、ライフ・ステップ・サークルはわたしの心の友です。いつもこれでいいのか、これで良かったのかと悩んでいる時ライフの友の事を考え、私なりに心の中で友に語りかけては、糸ぐちを見つけています。    本音で語り合えるサークル、それがライフ・ステップ・サークルです。出席回数の少ない私ですけれど、気持ちの中では一番の拠り所としています。これからもよろしくお願いいたします。

トピックス

行ってみよ~ヨ

    ~総合情報展示館ギャラリースカーレット~

新幹線の真下に修道院出現!と思わせるようなしゃれた建物。三和町町議の菅原ヒデ子さんが地域の福祉と文化の交流の場にと私財を投じて建設した『総合情報展示館ギャラリースカーレット』である。

 その名のやさしい響きのように、展示室は女性好みの数々の手工芸品でいっぱい。結城紬の小物やネクタイ。小紋の手織りのチーフ類(草津温泉で2割高のもの)大平焼の花瓶や小皿。七宝焼きのアクセサリー類。押し花の絵葉書などなど。思わず手に取ってしまう楽しさ。2階のギャラリーでは物産品展などの催事がない時は、地域の画家たちの作品がいっぱい展示されている。また長寿社会に見逃せない介護用品の展示もここならではのもの。

 喫茶室『スカーレット』も手焼きのカップで入れてくれる女主人のさりげないおもてなしにおしゃべりの文化が広がりそう。庶民レベルの地域おこしに参加してみて。


町かど  ~境町議会傍聴~

 去る、3月の境町定例議会に於いて、A議員の質問の中で、中学校の顕微鏡の数が設置基準の22台にまだまだなっていないことがわかり唖然としました。

 境町では土木費について教育費にかなりの血税を使っている筈なのに(一人当たり43,199円の予算 平成5年度)顕微鏡も満足でなかったというのだから驚かされる。ついでに言うなら学校の設備の痛みも気になるところ。パソコンや建物は即座に出来るのに、基礎的な設備にかけるのは何故?

 ハコモノ行政でない、中身のある、夢を育てる教育をお願いしたいものだ。


男女共同参加型社会をめざせ!!

 去る2月24日、下妻市文化会館に於いて県西地域男女共同社会推進会議が開催され、境町では、昨年7月に発足した「境町女性対策推進会議」のメンバー13名(男性3、女性8)が出席しました。(要請は20名)

 サブタイトルに「人として輝いて」とあり、茨城大学教授の小島秀夫先生の講演とパネルディスカッションでしたが、パネラーの中には女性問題をよく理解していない方もいらしたようで、なんとも歯がゆい思いでしたが、地域性もあり、難しい問題でもあるので、まずは開催されたことに意義を見出すべきと思いました。

 こうしたフォーラムはこれからも各所で毎年開催されるようなので、この近隣地区で開催される時は、是非皆様も要請のあるなしにかかわらず参加していただきたいものです。(内海和子記)

エール交換しよう! 

ー ライフ・ステップ・サークルの提案―

 今、自分さがしの時代と言われながら、今いち他人が気になって、政党に自己主張ができない時代でもあるわね。ましてこの保守的な地域では『出る杭は打たれる』の類が多いのよね。もし、私たちがもっと自由に、もっと素直に、自分を表現することが出来、その能力を十分に発揮出来たなら、この町は、この地域は、そしてこの日本は、もっともっと楽しい人生の場となると思うのだけど。

 ライフ・ステップ・サークルではこんな事情の中でも、様々なエリアで頑張っている人物を紹介していくのが目的のひとつでもあるの。だから、『あの人よくやっているな』『この人頑張っているな』『あいつにはもっともっとやってもらいたいな』と思う近所の友達や先輩、知っているおじさんやおばさんがいたら、おもいっきりエール(応援の叫び)を送っちゃいましょう。

 別に難しいこと言葉はいらないの。一言、『毎朝ゴミ拾いありがとう』『立哨指導ご苦労様』『新聞でみたけどバンド演奏がんばってね』『広報の文章良かったよ』等々。褒められて嬉しくない人はいないはず。

 言葉に出すのはどうも…という方には、お便りなんてのもいいよね。旅先での絵葉書や郵便局の『さくらめーる』など利用して四季折々に『あなたのがんばっている姿勢に心からエールを送り云々…』なんていいね。

 海岸研修に行った多忙な友人から、思いがけぬ便りなど、本当に胸キュンしちゃうものね。旅の最中に私のこと思い出してくれた感動は、生涯心の中にあるに違いないもの。

 思いがけない人や見知らぬ人からのエールは、その人の人生を勇気づけるメタ・メッセージ(変化した挨拶)なのよね。ただし、間違っても前年度の年賀状の残りなんでのはダメ。却って教養を疑われちゃう。季節感や思いをこめたものでなくちゃね。

『アモルファス』も年代を超えた女性たちへのエールなのです。


ふみニケーション

─ 韓国便り ─

☆憎くとも学ぼう☆  (ソウル市在住 石塚記)

 このタイトルを見ただけでは一体なに事かと思うだろう。韓国では電車の中の広告に必ず。日本語学校のチラシがある。

 『憎く…』は、ある日本語学院の生徒募集の文句である。韓国語でそう書いてある。他には『日本語は今や国際語だ』というのもある。ともかく韓国内では日本語を学ぶ事に対して、とても関心が高い。

 現に、私も今アルバイトとして日本語を教えているが、生徒の中には新人社員は勿論、部長や社長までもいる。韓国ではむしろ全く日本語を知らないという人は少ないようだ。私の生徒も本当に熱心に勉強している。

 日本語を習得していると就職や仕事に有利なわけだが、それにしても『憎くとも…』に広告はユーモアのセンスのある韓国人にしてはいただけない。     


❓言葉点検❓ "区別と差別"

 入社試験の時など年齢、性別などの区別があるけど、それはその人物の把握の資料として当然なのよね。でも質問内容となるとかなり区別とは違うものがあるようよ。

 例えば、最近はあまりないようだけど、「結婚したら仕事はどうしますか」「子供ができても仕事は続けますか」の類の質問は男性へは絶対にしない質問ね。弁護士のあわ谷真理子さんの話によると実際に過去に「裁判の時、子供が熱を出したらどうしますか」の質問があったと言う。これらは男女の区別された質問とだけ思っていていいのかしら?

 区別と差別は違うけど、時に区別が差別に繋がることを、私たちは知っておくべきだと思うのだけど・・・?

第6号

1993.8.20 発行

ちょっぴり本音

           桜井 靖子

人とは 友とは  人間愛 友情を大切におもうことを
今とっても たくさん感じることができる
人と人との出会い 友とのふれあい
 多ければ多い程 深ければ深い程 人は優しくなれると思う
少しずつ でも確かな手ごたえを覚えつつ
 歩みをすすめている私
私は ちょっぴり ルンルン気分
 不十分かもしれないが 積み重ねながらの歩み
余り振り返らない あまり惑わない
 でも満足だけの歩みも望んでいない
歩みを速めるときに 先人の姿をおもい
歩みが遅くなったときに 友のか語りかけを待ち
私は今、何も変わってみえない…が
変わった自分を内にみることもある
そんな内の自分が励みになって 歩みを続けていくのだろう

<編集後記> 切り口の鮮やかな子持ちカレイ、いかにもおいしそう!でもちょっと待って。中身の卵をぬいて、着色してからまた入れるんだそうよ。どうも私たち、だまされているみたい。政治家も売り手(どうちらも一部の人たち)も…。生活者の私たち、学習しなくちゃね。

クッキー Time

女のためいき ─ 夏子の場合 

                    さくら 風子


『ねぇ、夏子さん、お茶入れてくれる?』
外周りから帰ってきた男子社員に声をかけられて、夏子は伝票をめくる手を止めた。月末なので、今日は仕事が忙しい。定時に帰れるかしら?と密かに焦っていたところだったので小さなため息が出た。
『だめです。夏子さんは忙しいの』
机の向こうから、年下の同僚、朝子の明るい声が飛んだ。
 『お茶くらい、自分で入れてください。ポットにお湯は入っているし、簡単でしょ』
その憎めない明るさに、まだ若い社員は苦笑してひき下がった。
 そのおかげかどうか、仕事は思いの他はかどり、五時過ぎ、夏子と朝子は連れ立って夕暮れの町へとくり出した。
 『あたし、本当はお茶を入れるの上手なんですよ』並んで歩きながら、朝子が独り言のように話し出した。
 『でも、忙しい時は、飲みたい人が入れればいいと思うんです。掃除だって、汚いと思ったときに誰でもちょっとすればいいことなのに―。女の人が家事が得意って、あれ、うそですよね。だって家では父が、掃除も料理も一番上手なんですもの。』
 一人で思い出し笑いのようにクスクス笑う朝子の誠実そうな若々しい朝子の顔を、夏子はまぶしいものでも見るように見つめていた。(了) 

おすすめの一冊

しなやかに女の時間

          木村 治美 著・ 海竜社¥1100

大矢壮一賞受賞の作者が妻・母・女教職のかたわら書いた女の本音。表向きの女性論ではないが「自分自身を見つめる」その目の輝きと視点がステキです。人間味ある語りかけに共感を覚える。

"友だち"の輪

荒井孝子さんで~~す!

 もう一度英語の勉強がしたくて、約10年ぶりにアメリカへ留学しました。今回は10年前の高校生の時のような文化や考え方の違いによる新鮮な驚きこそありませんでしたが、大人の目で違った角度から物事を見直すことが出来ました。

 これも総てライフ・ステップ・サークルの目標である”自分探し”から自分の人生について深く考える機会を与えられ、勇気づけられたおかげです。

 一生に一度しかない人生ですから、後悔のないよう”自分らしく”マイペースで生きていきたいと思います。


町かど  ~境町議会傍聴~

 境町の6月定例会において、境第一中学校の頭髪問題が某議員から質問された。これは既に4月より頭髪自由となっている同町第二中学校に比べ、実施の時期が遅いことを懸念しての質問であったが、教育長の答弁では「検討を重ねているところで二学期の中頃には実施の見込み」ということ。

 ちなみに7月17日の一中PTA全大会では学校側より校則見直しの経過報告があり、目下実施へむけて検討中とのこと。個性化尊重の教育といいながら、改革することにはまだ固定観念や慣習が邪魔する地域のようだ。

ちょっと一言

=花柳幻舟の話を聞く会=

 家元制度に反対して一連の行動で有名な幻舟さん。この日の彼女は縞のシャツドレスに太めのベルトという清楚な姿。きゃしゃな体のどこにあの情熱がと思わせる反面、かわらこじきと言われて育った体験から、差別への思いは人一倍『何気ない言葉の中にこそ差別があるのよ。今、私は人間としての自由を肌身に感じていきたいだけなの』


楽しかったで~す   

  Talk&Musicのつどい

 去る7月3日、私たちライフ・ステップ・サークルでは昨年に続き"トーク&ミュージック"を開催しました。選挙前でもあり、色々な行事と重なってしまいましたが、多くの方々にご参加頂きました。楽しい雰囲気の中での盛り上がり、皆様にもご満足頂けたと思います。

 初めに八千代町と境町で英語の教師を勤めている、ダーウィン・ハルヴォーソン先生が『アメリカの女性は何故強くなったのか?』というテーマで、その文化の違いについて話されました。

 次に、最近大活躍の境小PTAのバンド『ザ・ノイズ』の方々による、懐かしのグループサウンズナンバーを40分演奏して頂き、その息のあった演奏と迫力には大変感動しました。

 また、来年も交流会を開く予定ですのでぜひ多数参加して楽しい時をすごせたらと考えております。

 日頃からのご協力ありがとうございました。

お知らせしま~す

   ─ 斎藤美那子 古河教室オープン

境町に芽生えて十数年、その存在が年々幅を拡げている『アトリエ子どもの森』(斎藤美那子主宰)が、この程古河教室を桜町にオープンしました。

 渡良瀬川ぞいの教室は、春は菜の花、夏はヒバリと自然がいっぱい。子供たちの創造性を伸ばすユニークな創作方法は絵画、造形、版画も初歩から、美術大志望者への高度技術まで色いろ。 子どもたちの創作へのつばさ拡げませんか?

政治参加しました?

 異常低温、火災続出と何か不気味な気象状況の中で、新しい日本丸の船出が始まったね。この歴史的だった7月の』衆議院選挙、あなたは投票したの?「どうせ誰がやっても同じよ」なんて棄権したんじゃない?(投票率62% 戦後最低)

もっとも、リクルート、佐川急便、金丸脱税、ゼネコン、とくれば国民の政治不信も頂点に達したね。加えて、地方自治体の仙台市、茨城県の各不祥事となると、もういい加減にしてよ!

 一昨年の境町ふるさと祭りでの、聞き取りアンケート調査(JC町づくり委員会作成、サークル集計)によると、「この地域で今後行政に望むことは?」という設問に対して、どの世代からも『クリーン戦況』『行政改革』そして『減税』という答えだったわ。地方自治においても住民はとっくに政治不信なのよね。

 ちなみに消費税を、年間でいくら納めていると思う?平均所得(550万円前後)で125,000円よ!(一泊旅行ができる!)

 ともかく、今回の選挙の結果、政権交代がなされたわけね。だから私達、これからが大事なのよ。つまり。自分の選んだ人が何を言い、どう行動するのか、よーく見ていくべきなのよね。そして次の選挙では、地縁、血縁、義理のしがらみがねーなんて言わないで、本当に出したい人を選んでいくこと。それこそが渡したい一住民として出来る、小さいけど、タイセイ江綱、『政治参加』なのよね。むろん、地方自治においてもね!

 それにしても、交代劇の最中、韓国の慰安婦問題が急遽解決の方向へ向かったのには驚きね!こんなことなら政権交代もわるくないわね。

 いずれにしても、一連の政権交代シンドロームは政治を身近なものにしたことは確かね。

 経済不況の中、政治改革、税制改革、国際問題と前途多難、大しけの出航となった細川新内閣、21世紀へ向かって『政治は誰がやっても同じ』ではない。『責任ある改革』期待したいね! オーレ、オーレ、ホソカワ!

(中・消費税額は生協家計簿委員会の調査によるものです)


ふみニケーション

─ アメリカ便り ─

     (オークランドにて 荒井記)

 アメリカへ来て早いもので7ヶ月が過ぎようとしています。此処へ来て一番良かったことは、自分の意見を皆の前で表現出来る自由がある、ということです。日本にいた時でしたら、他人と違う意見を言うと、ディスカッションというよりはケンカのようになってしまうことが多く、私は嫌で、あまり自分の意見は前面に出せなかったのですが、こちらでは必ず私の意見も聞かれます。他人と違うオリジナルの意見を言えた方が尊敬されるのです。

 最近『男と女』というテーマで日本での職場体験を元に。論文を提出したのですが、その中で、大学卒の女性でさえ仕事の内容がお茶くみ、という実態には皆驚いていました。

 その他環境や原子力の問題等、日本では関心のなかった分野も論文作りのおかげでよく考えるようになりました。残り少ない留学生活を悔いなく勉強して帰るつもりです。


❓言葉点検❓ "お嫁さん"

♪きんらんどんすの帯締めながら 花嫁ごりょうは何故なくのだろ~~♪と、昔歌った方もいるでしょうが、今の花嫁は泣きませんね。現代の花嫁の代表雅子様はその日華やかな微笑にティアラを輝かせていましたね。でもあの儀式の間、しきりに目頭を押さえていた彼女のお母様と妹さんの姿がとても印象的でした。

 嫁という言葉はその文字通り、女を家の中に閉じ込める意味もあります。何々家のお嫁さんじゃなくて土井たか子がいう風に個人名でよんでもらいたいものですね。

第7号

1992.7.20 発行

 今テレビでは毎日政治改革という言葉が流れています。ジャーナリストはそれを糧に周りにいます。しかし政治家を選ぶ側の主人公である我々がまだ登場していないのが今の状況です。小選挙区制度に論議をすり替えているのはおかしなことです。    女性の政治参画も一層不可能になるこの制度、実際県議に女性が一人もいないのもこの制度に近いからではないでしょうか。

 私たち女性もいつも新聞やテレビ等に目を通し、アンテナを高くして自分の意見を持って生活するようししていかなくてはならないと思う此の頃です。


おすすめの一冊

男の座標軸(企業から家庭・社会へ)

          鹿嶋 敬 著・岩波新書¥580

年功序列の中、企業戦士として走っていた日本社会。だが今共働き。急増や男女関係の変化、夫・父親像の見直し、ボランティアへの参加等、規制の価値観を問い直す時。恋人や伴侶と読んでみよう.


<編集後記>  全国を吹き荒れているゼネコン汚職の風。境町でも3人の議員が入札制度について質問していた。当町では氏名入札制度になっていて、談合、手抜き、丸投げなどないと確信しているとの町側の答えであったが、ゼネコン関係者が逮捕前に必ず事実を否定しているのを見ている私たちはなんとねぇ・・・。

クッキー Time

女のためいき ─ 秋子の場合 

                    さくら 風子

 さっきまで西の空を茜色に染めていた太陽が沈み、部屋の中が暗くなっても、秋子は窓際に座り込んだまま動けなかった。    薄闇の中に白く浮かんだ小さな布団の中には、生まれて一週間の娘が静かな寝息をたてている。

 ぼんやりした秋子の頭の中には、今日産院から家へ戻った時、義父からいわれた「また女の子が、しょうがないな」という言葉だけが腹立たし気な声の調子そのままに、響いていた。    三番目の子供も女の子だったのだ。どの位こうやって座っていたのだろうか。襖がそっと開けられ、廊下からひとす筋の光が部屋の中へ流れた。

 「秋子さんさん、寝ているの?」義母の和子が襖から顔をのぞかせた。和子は、暗がりの中に膝を抱えてうずくまっている秋子を見ると、静かに部屋に入り、小さな布団の上に屈みこんだ。「なんて可愛い子でしょう。まぁそれに長い指だこと。ピアニストになれるかもね。」

 いつも義父の陰に隠れるようにして、つつましく暮らしている和子の暖かい声が、秋子の胸にしみこみ。まぶたが熱くなった。「さぁ、今日はお赤飯よ。沢山食べて元気になって、女の意地を見せてあげましょうよ」

「おかあさん・・・・」笑ったつもりの秋子のほほにひと筋涙が光った。 (了)

"友だちの輪”

八田栄子さんで~~す!

 アモルファスの編集に誘われた時、文章を書く勉強になるのならと引き受けたのですが、自分の書いた原稿を読み返すほどに、その稚拙さに筑波のガマよろしく油汗をタラリタラリとたらす思いです。生活感があって読後感に暖かいものがある小説を書いてみたいとという、漠然とした夢はあるのですが、とうてい到達できない夢のようです。LCのメンバーとは、知り合ってまだ間がないのですが、明るく、前向きで、さわやかな印象を受けています。


町かど  ~’93教育展開催~

 

7月30日(金)東京晴海で行われている教育展に行ってきました。食べることの大好きな私の一番興味のあったのは当然!?学校給食・・・!!あちこち学校給食の素材の展示コーナー、試食コーナーがあるが予想通りレトルト食品の山??・・・。   こういう時代なのだから仕様ががないと言えばそれまでだが何か淋しい気がする。試食しながら今の子供たちに対して心のどこかで罪悪感を覚える。

 しかし、3食のうちの1食はレトルであっても仕方のない世の中だと思う。ならばあとの2食はあまり上手とは言えないが手作りのものを食べさせてあげたいと思う(稲垣記)

ラブ・利根川

 ====皇太子殿下御成婚記念事業決定===

猿島郡を利根川が流れていること、ご存じですよね。坂東太郎、このハムサムな川とどうぞ出会って出合って下さい。そのやさしい流れに、あなたはきっと恋をする筈。

 この川辺で先日、いつもの様に散歩中の筆者に、見知らぬ5,6才位の少女が、ごく自然に手を握った。息を切らして祖母らしき女性が駆けてくる。「お孫さんの世話も大変ね」という筆者に「ええ、でもこの子供を遊ばせるのに安全でいいですね」という女性は80を過ぎているという。「私はクナシリ島の出身なんです。4島の中で一番良い島でね。コンブがいっぱい採れて・・・・」という彼女はその昔、ソ連軍に追われ命からがら逃げてきた様子を話してくれた。小さな船で逃げたものは遭難したり、空母久も受けたという。

 そんな残酷な戦争体験も、この河原ではただの昔話。時代はどうあれ、川辺ではススキがたおやかに揺れ、夕日が水面をきらめかせる。ゆきずりの人との何気ない会話、少女とのふれあい。それをすべての情景は、時を止めて人をやさしくさせるのだ。

 今、この利根川に、熱い視線が投げられている。皇太子御成婚記念事業として全国9か所の一つに、境町の境河岸が選ばれたからだ。

 そして去る10月17日、境青年会議所(木村泰之理事長)主催の町民会議で、利根川河川敷活かし方発表会が開催されたが、残念ながらその中に環境保全、治水安全、美観管理という概念はなかったようだ。夢は大切だけれど利根川を知ることも必要ではないかしら?

 そこでサークルとしての願いは、町活性化のもとに不必要な施設、管理不明の事業はよく考えていただきたいということ。あの広々とした流れと、緑の土手があれば、ただそこにいるだけで、人はとてもやさしい気持ちになれるのだ。そのことに気づいた事業、政策をお願いしたいね。


文化のかおり 

=境町文化協会演劇部上演=

 境町にも演劇の風が吹いてきた。処は中央公民館、去る、11月3日、4日の2回、文化協会演劇部の素人劇団が誕生したってわけ。出し物は、『夫婦』。家族にこだわる酒井一至さんの作・演出で、落語の「芝浜」を土台にしているという。会場は7分程の入りだったが身近な人の演技に感動したり、また落語家の春風亭鯉昇さんや太鼓部、ダンス愛好会の出演もあり、楽しいひと時となった。

 「この町に演劇文化の開花をと思いタネをまいています」と酒井氏。「ひとりでもプロの俳優が誕生すれば」と願いながらのボランティアなのだ。

 次回上演は4月とのこと。まだの方は是非一度見てね。

第8号

1994.2.20 発行

喜びが集まったよりも  悲しみが集まった方が

しあわせにちかいような気がする

強いものが集まったよりも 弱いものが集まった方が

真実にちかいような気がする

幸せが集まったよりも ふしあわせが集まった方が

愛に近いような気がする

星野富弘


おすすめの一冊

システムとしての家族   =シリーズ 変貌する家族=

       上野千鶴子 他編集・ 岩波新書¥2600

大矢壮一賞受賞の作者が妻・母・女教職のかたわら書いた女の本音。表向きの女性論ではないが「自分自身を見つめる」その目の輝きと視点がステキです。人間味ある語りかけに共感を覚える。


クッキー Time

女のためいき ─ 冬子の場合 

                    さくら 風子

 団地の会談を駆け下りていた冬子の足がとまったのは止まったのは、どこかで自分の名前を呼ばれたような気がしたからだ。耳を澄ますまでもなくすぐ下の踊り場から何人かの話し声が、吹き抜けの階段を昇ってきた。

 「あそこのダンナさん、花柄のエプロンをつけて洗濯物を干していたわよ」

「あら、この前なんか、子供をおぶって散歩していたわ。。それもねんねこ半天着て。」

 笑い声が聞こえて、冬子はまっ赤にになった。夫の一郎のことに違いなかった。一郎は教師をしていた母親の教育のたまものが家事をまったく苦にすることがなかった。出産後も冬子がフルタイムで働けるのも一郎の協力があったからだ。

 「奥さんがいるのにかわいそうね」ひときわかん高い声は隣の川上婦人らしい。。”ほらきた。”冬子は心の中で舌打ちした。専業主婦の彼女は、なぜか冬子のことが気にいらないらしく、悪口をおおふらしていつことを冬子はこれまたおせっかいな他の隣人から聞かされていた。

 冬子はため息をつくと上を見た。3階の部屋では一郎がエプロンのひもをひらひらさせながら掃除機をふりまわしていることだろう。思わず吹き出すと肩の力がすっと抜けた。冬子はハンドバッグを持ち直すと、背筋をのばしてまた階段をおりていった。   (了)

"友だちの輪"

福田真紀子さんで~~す!

 ものを創ることがことが大好きなごく平凡な主婦です。一本の毛糸から、1枚の布から物が出来上がるってすごいことですよね。出来上がった時の何とも言えない充実感は、創り上げた経験がある方なら良くわかると思いますが、その途中経過である創作過程もまた何とも言えない素晴らしい思いがあります。

 家の周りには、たくさんの種類のハーブ(香草)が春遅しと土の中で、今にも飛田さんばかりに根を張っています。これから芽を出し、あるものは花を咲かせて、心地よい香りを漂わせて楽しませてくれます。それをお茶、ハーブ染め、ドライフラワー、料理にと、いろいろ工夫して利用することができます。

 人の生き方もそれぞれ途中経過があり、良くも悪くもその人なりに創り上げることが出来るのではないでしょうか。精一杯に、自分なりに生きられたらいいなといつも思いながら過ごしています。

 今、玉ねぎでサーモンピンクに染め上げた毛糸で、娘のマフラーを編んでいます。

近隣市町村女性交流会開催

 去る2月8日、総和町のネーブルパーク平成館で近隣市町村女性交流会が開催された。これは総和町『女性セミナー』のOB組織「女性からみた町づくり研究会」が主催したもので、総和町町長、同教育長、茨城県女性青少年室等の方々を招いて、古河市、古河市、岩井市、五霞村、境町、総和町の各分野で活躍している女性たち37名が集まり、活動報告や意見交換をした。

 樹のぬくもりにつつまれた平成館の明るい研修室とテーブル上の手作りのクッキーとたくさんの花々、女性ならではの心遣いには敬服するばかり。又職員の挨拶も気持ち良く、さわやかに勇気づけられた一日となった。

 総和町の皆さん、良い企画をありがとう。次の機会も楽しみにしています。

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